給料カットで仕事を辞めた私が失業保険を受給するまでを話します。①
こんにちは。魚子です。
突然ですが、転職などで仕事を退職した後、失業保険をもらう方ってどのくらいいるんでしょうか…。
私は社会人生活8年の間で転職を2回しましたが、失業保険がどんなものか正直よくわかってませんでした。
完全に自分には関係ないものだと思ってました。
確かに解雇や契約打切りなど、会社に非がある会社都合退職とは違い、自己都合退職は、受給までに3ヶ月の待機期間と呼ばれるタイムラグが発生します。(会社都合はこれが7日間でOK)
うーん、正直3ヶ月もあったらその間の生活費もばかにならないし、何より不安だし、失業保険を待たずに次の職に就きますよね。
もちろん、しっかり貯蓄して受給までのプランを立てて退職する人もいると思いますが、率直に言って3ヶ月ってだいぶ長いです。
会社都合退職って会社にとってはマイナスにしかならないので(融資などに関わってくる)、実際会社に責任があるようでもあの手この手で自己都合退職で届出ようとするはずです。就業規則の書き換えや雇用契約の結び直し、某企業が社員を解雇するよりうつ病にして辞職を促す方が得策であると暴露して炎上したこともありました。
なので尚更縁のないものだと。
この記事では、そんな私が実際に会社都合で退職し失業保険を受給するまでの一連の流れを記していこうと思います∠( ˙-˙ )/
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まず簡単な私の退職までの過程です。
(読み飛ばしても…たぶん大丈夫)
・会社が赤字になって緊急会議が開かれる。
決算月の1ヶ月前だったと思います。もっと前からわからなかったのかな(笑)
赤字の理由を一つあげるとしたら、若手社員の教育にお金も人手もかけず放ったらかしだったことでしょう。技術は見て盗めとよく言われましたが…手をかけずに勝手に優秀な人材が育つわけがありません。
社員は3ヶ月経っても未熟なまま、売り上げはほぼゼロ。お給料だけが発生し続けました。
・給料が約9万円カットされた。
はぁ~~~~~~~~?????????
ブチ切れです。
社員全員が納得できずyahoo!知恵袋を開いたはず。
・交通費が一部自己負担になった。
削りたい気持ちはわかるんですけどね。逗子から錦糸町ですから。わかるけど…わかるけどさ!
雇用契約のときに交通費は一番ネックなところだったので、出しますと言われた時は何ッッッて良い会社なんだろう!!と思いましたが、悲しくも交通費上限2万と決められ、出た端数は自己負担となりました。
・もう無理!辞める!
……その前に専門機関に相談してみた。
退職前、私はこっそり労働基準監督署とハローワークに相談に行ってました。
会社と裁判などで揉める気はさらさらなく、どちらかというと同じような状況の人はどうしているのか、又どうするべきなのかアドバイスが欲しくて行きました。
以下、持っていったもの。
・タイムカードのコピー(半年分くらい)
・給料明細(これも一応半年分)
・源泉徴収票(なくてもいいかも)
・就業規則(印刷したもの)
・雇用契約書
・メモ帳
・労働基準監督署に行ってみた(都内)
平日の午後でしたが、そんなに人はいませんでした。
対応してくれた職員さんは、中小企業はこういうことはよくあるので…と始めはかなり消極的で、揉めようとは思っていないことを伝えると急にサクサクと説明やアドバイスをしてくれる大変わかりやすい人でした。笑
そこで私が渡された資料がこれ。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000147318.pdf
※厚生労働省のPDFリンクが開きます。
これに該当すると自己都合退職だけれども失業保険や国民年金、国民健康保険などで会社都合と同じ待遇を受けられます。
知らなかった~~~~~~!
これなら3ヶ月の待機期間が7日間になり、失業保険がすぐに貰えます。
ただしそれに該当するかどうかはハローワークが判断するため、労基の管轄ではないとそこで話が終わってしまいました。
・ハローワーク(職業安定所)に行ってみた
ハローワークに行って私は思いました。ここはこれから仕事を辞める時に来るところではなく仕事を辞めた後に来るところだと。(倒置法)
まず、どの窓口に相談しにいけば良いのかわかりません。失業保険になるのかな?と思い、番号札を持って並び、窓口の人に相談してみましたが、窓口違うんだけどくらいの対応(泣)
結局、辞めて離職票が発行されてからでないとハローワークの方も判断できないということでした。該当するかどうかくらいタイムカードや給料明細見てわかりそうなもんだけど、そうもいかないのかな。
個人的には、「あなたは該当してます」の一言があるだけで全然違うと思うんです、安心感が(笑)
該当するかどうかわからないまま退職するのは不安ですし、その後の生活プランも変わってきます。
その後ネットで特定受給者資格については死ぬほど調べました。思えばこの制度をきちんと教えてくれた窓口はなかったなぁ。
労基では管轄外だと言われ、ハローワークでも辞めるまでわからない。
一番親身に詳しく色々教えてくれたのは、Yahoo!知恵袋さんでした。その節は大変お世話になりましたm(_ _)m
・果たして自分は特定受給資格者なのか
長くなってしまったので、②に続きます。